東北大学・東北大学全学同窓会
東北大学研究教育振興財団 |
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メールマガジンをより便利なものへと育てていきたい。 |
東北大学 理事 社会貢献担当
大西 仁 |
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ご挨拶
同窓生の皆様おげんきでしょうか。
東北大学理事の大西と申します。 昨年2005年10月東北大学メールマガジンが発刊され、そのお陰で同窓生の皆様とお話が出来、大変嬉しく思います。 これより二つの事についてお話させていただきます。
一つは皆様の母校東北大学の近況について、もう一つは東北大学メールマガジンについてお話させていただきます。 |
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■東北大学の近況
皆様ご存知のように、2004年4月に約90校ある全国全ての国立大学が法人化されました。これに伴い、東北大学も国立大学法人東北大学となりました。 先程、理事と申しましたが、この国立大学法人化という組織化に伴ってできた役職名です。 これまで国立大学は国の機関の一部でしたが、現在は各大学が国から法的に独立した存在になりました。従って法的に独立したという事で、多様な問題が起こります。例えば、ある国立大学の附属病院で医療事故が起こった際、被害者より訴訟が起こされた場合にこれまでは賠償請求する相手側は国でした。しかし現在は、法人となり国から法的に独立しているため、各国立大学法人が訴訟の当事者にならなければなりません。各国立大学にとって、そのような事が発生すると、これまで以上に大変になるという事です。
このように法的に独立した存在になったというのも大きな事ですが、それ以上に実質的に大きな意味を持つことは、国立大学が国から独立した経営体になったということです。つまり、現在は各国立大学法人が独自の目標、研究教育計画を立て、さらに実現するための人事・財務も含めた戦略を練って、この厳しい競争社会の中でその目標達成のための努力を重ねていくということになります。
2004年4月の法人化発足にあたって、東北大学は今後、世界最高水準の研究教育拠点として発展していくことを目指すと宣言しました。世界最高水準の研究教育拠点を目指すという非常に高い目標ですが、これまでの100年間にわたる東北大学の輝かしい伝統、国民より寄せられる大きな期待を考えると、この高い目標の達成を目指すということは、自然な責務であると感じています。 法人化発足以来2年近く経ち、研究及び教育において順調に成果が上がってきていると考えています。研究面においては、特にこの1年間、東北大学の何名かの研究者が世界的な研究成果を発表しました。この一部はテレビや新聞などで大きく報道され、皆様の目に留まっていることも多いと思われます。最近では世界をリードするような世界的な研究成果が次々と発表され、心強く思っています。教育面では、最近は従来以上に力を入れるようになり、先日、朝日新聞社から発行された全国大学ランキング2006年度版において、全国の大学の中で東北大学が1位にランクされています。つまり具体的に言うと、全国の高校の先生方より一番推奨できる大学として東北大学を評価していただけたということです。評価の根拠となったものは、学生が入学してから卒業するまでの伸び率が最も高い大学であるということでした。このように研究、教育面においても、世界最高水準の研究教育拠点として、発展を目指すという目標のために尽力しています。
今後もそのような努力を続けてまいりたいと思いますので、同窓生の皆様からも多岐にわたるご支援、ご協力を賜りたいと考えています。宜しくお願いいたします。 |
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