「東北大学創立百周年記念事業推進実行委員会」が開催されました。

　去る8月2日、東京の日経ホールで「東北大学創立百周年記念事業推進実行委員会」が、募金責任団体である研究教育振興財団主催のもとに、全国から各界を代表する100名を超えた錚々たる委員が出席して、熱い集会が開かれた。
　神津康雄副委員長から、あと1年で百周年記念だが、まだまだ学内外を問わず、盛り上がりが足りないのではないかとの挨拶があり、西澤潤一委員長（東北 大学研究教育振興財団理事長）、さらに吉本高志副委員長（東北大学総長）から、是非百周年事業を成功裡に納めたいので、絶大な協力が欲しい旨の挨拶があった。議事に入り、田辺昇一常任実行委員会委員長から、50億円の目標のうち、ほぼ30億円が集まったが、この額は募金額の60%に過ぎない旨の募金活動の中間報告があり、それを受けて仁田新一同副委員長から、今後の学内外の具体的な対策の説明があり、さらに大西仁委員（東北大学理事）から、記念事業の進捗状況の報告がされた。その後、さらなる募金活動を行うための具体策について、特に、企業に向けての有効なアピール法、卒業生に関しては、旧・現教授を通してそれぞれの教室ごとに、お願いする必要があるなど、熱のこもった質疑応答が交わされた。最後に、勝股康行副委員長が、1年後に迫った創立百周年に向けて、学内外を問わず更なる尽力と協力をお願いしての約1時間30分の会を終了した。
　今回の百周年に向けての、決起集会ともいえる推進実行委員会は、東北大学有史以来の盛り上がりを見せ、それぞれ最大限の努力をするという決意のもとに、東北大学創立百周年記念セミナーへと会場を移した。

東北大学100周年記念セミナー
「科学が次の１００年で創り出せること」

第6回セミナー
「文明の危機とグローバルコミュニティの再生」

日　時：2006年8月2日（水）　13：00〜17：00
会　場：:日経ホール（日本経済新聞社東京本社内）
対　象：産業界、一般
主　催：東北大学・日本経済新聞社