世界の流動研究を牽引するため発足された「流動ダイナミクス・知の融合教育研究世界拠点」(グローバルCOEプログラム)において、2009年11月4日~6日、「第6回流動ダイナミクスに関する国際会議」を開催しました。世界の第一線の研究者が集い、基調講演の他、さまざまなセッション会場で最新研究を発表し議論しました。また、学生たちの魅力的な発表が行われ、人材育成の効果も確認されました。
2009年11月21日(土)~23日(月・祝)の日程で、東北大学と国連大学の共催により、「国連大学グローバルセミナー第8回東北セッション 『貧困と格差 ~グローカルな視点から~』」が開催されました。学生を中心とした次代を担う人材が、国内外の著名な学者や実務家などの方々と、講演やグループ討論などを通じて交流し、地球規模であると同時に身近な問題についての理解を深める有意義な場となりました。
2009年11月30日、レンヌ第一大学のCailleau副学長、アルビ鉱山大学カルモー校のVerlon校長が本学の井上総長を表敬訪問し、大学間の協力などについて意見交換をしました。本学からグローバル30プログラムやサマープログラムなどが説明され、高い関心が示されました。国際交流に力を注ぐレンヌ第一大学、そして産業界と密接に連携し若手育成に尽力するアルビ鉱山大学とのさらなる交流に、期待が高まります。
2009年12月2日~4日、本学をホスト大学に「AEARU第15年次総会」が開催されました。これは、東アジアの指導的な研究型大学学長のフォーラムとして、日本、中国、韓国、台湾から17大学が加盟しています。本総会には16大学から約50名が参加。京都大学の松本総長を議長に、本学井上総長の司会のもと、英語による専門教育の推進など、東アジアの発展を担う人材育成への協働へ、活発な議論が交わされました。
本学の産学連携推進本部では、研究成果や研究リソースを広く公開し、産業界や研究機関などとの創造的な連携をより深めることを目的に、「東北大学研究シーズ集」(WEB)をインターネットに公開しました。サイトでは、キーワードや研究テーマによる簡単な検索などで、現在進行する本学の研究を総覧できます。共同研究のテーマ探しなどに、幅広くお役立てください。
本学の産学研究拠点「情報知能システム(IIS)研究センター」が2010年2月16日に発足。ねらいは、本学の研究成果を企業の新技術や商品開発につなげることです。センターは大学院工学研究科に設置し、約80の研究室で構成。ロボット工学や情報通信、電子制御、新素材など幅広い領域の研究を通じて、大手企業の研究開発拠点の誘致や、地元企業との連携によって、地域産業への貢献もめざします。
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