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数字に見る東北大学

学生の世界一、日本一。

高校の大学評価「4年連続日本一」にふさわしい、「学生を伸ばす東北大学」。

 東北大学は、全国の進学高校から「大学総合評価日本一」に4年連続で選ばれました。朝日新聞社発行の『2006年版~2009年版 大学ランキング』の調査結果です。このランキングの学生に関する直接の評価「進学して伸びた」の項目に注目しますと、2位の慶應義塾大学を抑え2年連続の堂々の第1位です。東北大学の学生が、いかに生き生きと、充実した大学生活を過ごしているか。この結果からもお分かりいただけることでしょう。

 実は、日本の著名大学の中で、親元から離れて暮らす学生比率が最も高い大学が東北大学です。学問、スポーツ、課外・社会活動にと、自主性をもって意欲的に取り組む積極的な学生がますます目立ってきました。いわば、"文武両道"の若き力です。その中から、ここ1年半の、世界や日本でトップの成績や活躍を果たした学生や学生団体の一部を紹介いたします。

 まず、米国ネバタ州の砂漠で開催された「ARLISS(A Rocket Launch for International Student Satellites)カムバックコンペティション」。これは、ロケットで上空4千メートルまで打ち上げた学生製作の小型ロボットを、地上の目標地点までいかに正確に移動させるかを競うものです。東北大学チームの車輪型ロボットは、パラシュートで着地した後に約2キロメートルを自律走行。目標地点にぴたりと停まり、パーフェクトでの優勝。2006年と合わせ2度目の栄誉です。なお2位のチームは目標地点まで818メートルの距離。圧倒的な差で米国ハワイ大学、韓国ソウル国際大学、東京大学など世界13校・20チームのトップに輝きました。

 航空関係では、「東北大学ウインドノーツ」の「鳥人間コンテストの2度目の優勝」も注目の的。大会新記録での圧勝でした。そのチームワークの見事な勝利を、テレビ番組でご覧になった方も多いことでしょう。
 運動関係でも、スポーツ推薦などがない東北大学の学生が活躍しています。「トライアスロン競技」とは、別名が"鉄人レース"。遠泳、自転車ロードレース、マラソン、この3つをすべてこなさなければならない過酷なスポーツです。「東北大学トライアスロン部」は、例年全国トップクラスの成績を挙げ、男子団体優勝は国立大学初の快挙です。ローマオリンピック出場の輝かしい歴史を持つ「東北大学漕艇部」は、伝統にふさわしい活躍を続けています。

 文化系では、各種全国珠算大会「日本一」の常連土屋宏明君は日本珠算界のスーパースター。あまりの強さに「打倒土屋」と全国の目標にされるほどです。

 さらに、「囲碁の学生名人位」を、太田尚吾君が獲得。華やかなダンス競技ラテンの部「ルンバ・ペア」では樋口達也君が優勝。東北大学の若き力の幅の広さを印象付けました。

 このほか、さまざまな分野で、東北大学の学生諸君が躍動しています。

 「研究の東北大学」とは、「学生を伸ばす東北大学」でもあるのです。

東北大学の学生の「世界一、日本一」リスト(2007年度~)
 
個人・団体名成果
大学院工学研究科航空宇宙工学専攻 吉田・永谷研究室の学生チーム 衛星探査ロボット性能競争「ARLISSカムバックコンペティション(2008年)」 (米国・ネバタ州ブラックロック砂漠にて開催、米国ハワイ大学、東京大学など世界13校・20チーム参加)
第1位(指定条件パーフェクトクリアの完全優勝)
東北大学・千葉工業大学・岡山大学
合同チーム
「ロボカップ2007年アメリカ・アトランタ世界大会 ロボカップレスキュー部門 モビリティ部門」 第1位(総合第3位)
学友会アマチュア無線部 米国CQ社開催「ワールドワイドDXコンテスト」 6年連続優勝(2002年から)
東北大学ウインドノーツ 読売テレビ主催「第32回鳥人間コンテスト(2008年) 人力プロペラ機ディスタンス部門」 大会新記録で優勝(2回目)
法学部自主ゼミ 倶楽部国際法 「第4回ジャパンラウンド国際法模擬裁判大会(2007年)」
総合優勝(13大学参加)
学友会トライアスロン部    「第22回潮来トライアスロン全国大会兼・第13回全日本大学トライアスロン選抜大会(2008年)」 団体第1位(2連覇)
   瀬川周平(工学部) 「第12回全日本大学トライアスロン選抜大会(2007年)」大学選抜男子の部優勝 個人第1位
小室淳史(工学部) 「第22回潮来トライアスロン全国大会兼・第13回全日本大学トライアスロン選抜大会(2008年)」
個人第1位(2位・3位も東北大学独占)
富田将茂(工学部) 「イタリア世界選手権」 U23日本代表
学友会オリエンテーリング部
   日下雅広(農学部) 「2007年度日本学生オリエンテーリング選手権大会 ロングディスタンス部門・ミドルディスタンス部門」 男子第1位、最多メダル獲得大学として「山川杯」獲得、「2008年度日本学生オリエンテーリング選手権大会 ロングディスタンス部門」 男子第1位、 「世界大学オリエンテーリング選手権」 日本代表
高田弘樹(理学部) 「世界大学オリエンテーリング選手権」 日本代表
学友会レーシングカート部
永井茂樹(工学部)
「第13回L.I.K2008年全国学生カート対抗選手権 In SUGO PKクラス(PRD)」 第1位
コントラクトブリッジクラブ 「パシフィックアジアブリッジ選手権」 3年連続出場(2007年3名出場)、 フライトA(第1部に相当)優勝、フライトB(第2部に相当)優勝、フライトC(第3部に相当)3位
学友会漕艇部
新田達郎(経済学部)
鈴木大介(工学部)
「全日本大学競漕選手権大会(2008年) 男子舵なしペア」 優勝
学友会競技舞踏部
樋口達也(経済学部)
「第52回全日本学生競技ダンス選手権 ラテンの部「ルンバ・ペア」(2007年)」優勝
学友会囲碁部
太田尚吾(法学部)
「第25回全日本学生囲碁名人戦(2008年)」
優勝・学生名人
土屋宏明(経済学部) 「全日本珠算選手権大会(個人総合競技)(2008年)」
優勝第16代珠算名人・全日本珠算技能競技大会個人総合優勝・暗算世界一 ほか

※ 2008年度(中間期間)、2007年度の最新の1年半中心のリストです(敬称略)。このほかにも多数の活躍が推察されます。 このリストに漏れた皆様にはお詫びし、情報の提供をお願いします。なお、(財)東北大学研究教育振興財団では、学生に対して課外活動育成の助成を行っています。




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