平成22年度入学式が、4月6日(火)に仙台市体育館で挙行され、学部生2,545名、大学院生2,697名、合計5,242名が緊張した面持ちで式に臨みました。
井上明久総長の式辞では、「是非諸君には不撓不屈な挑戦の精神を持って地球社会の問題に取り組む国際社会のリーダーに育っていただきたい。真の世界リーディング・ユニバーシティの確立は、創造性豊かな若い諸君の双肩にかかっていると言っても過言ではありません。『Challenge(挑戦)』、『Creation(創造)』、『Innovation(革新)』という3つのキーワードを基軸に行動する研究マインドをもって、諸君が教養を高め、勉学・研究にいそしみ、学問を極めていくことを期待しています。」と激励しました。また、「辛抱強く自分の学問を追い続けてほしい」、「人生は出会いによって決まります。出会いによって進化します。」と述べ、「学問に王道なし」及び「良き師と巡り会い、良き学友と親しむこと」の2つの言葉を贈りました。
式典は、東北大学男声合唱団及び混声合唱団が学生歌「青葉もゆるこのみちのく」を合唱して閉式となりました。
引き続き、東北大学全学新入生オリエンテーションが行われ、教養教育改革担当の木島明博副学長から「東北大学における教育」、学生支援担当の東谷篤志総長特別補佐から「東北大学におけるキャンパスライフ」、教育国際交流・情報システム担当の根元義章理事から「ディスティングイッシュトプロフェッサー」について説明がありました。
最後に行われた歓迎セミナーでは、「自分づくりと専門との出会い」と題して、教育学研究科の水原克敏教授が、「『農学研究』のモデルとアニマルテクノロジー」と題して、農学研究科の佐藤英明教授が講演を行いました。
式典を終えると、期待に胸を膨らませる新入生達は、サークル活動の勧誘で待ち構えていた先輩達から歓迎の胴上げを受けたり、家族・友人と笑顔で記念撮影をしたりしました。
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