4月2日(水)、東北大学入学式が、仙台サンプラザホール挙行されました。式典は、
3回に分けて行われ、希望と喜びにあふれた新入生とそのご父母で満場の中、式に先立って東北大学交響楽団による、行進曲「威風堂々」の演奏が上映され、一堂起立のもと、式典が始まりました。
井上総長、役員、部局長などの紹介のあと、学部入学者2,501名、専門職大学院入学者160名、大学院博士課程前期入学者1,789名、大学院博士課程後期入学者615名。あわせて5,065名の新たな息吹の新入生を迎えました。
井上総長からのお祝いの言葉では、今から101年前に日本で第3番目の帝国大学として建学され、昨年は創立百周年の締めくくりをした年であり、今年は新たな百年に向けて出発する年に当たると述べられました。さらに、新入生には明日への創造と未来への革新の為の大きく開かれた道があるのと同時にいくつもの分かれ道があるとし、それらの道を探し、道を創るには様々な道具やいろいろな材料を手に入れてこそ進むべき道が明確になり、創っていくことができ、その一つ一つの道具、一つ一つの材料こそが様々な学問なのだと述べられました。
また、孔子が弟子に説いた言葉を用いて、地道なことでも積み上げていくことが自らの道を造ることにつながるといった励ましのメッセージを贈りました。
続いて、東北大学混声合唱団による学生歌「青葉もゆるこのみちのく」が唱歌され、厳かな締めくくりで閉式となりました。