2「記念建造物」の建設
新たなる100年のための受発信基地
青葉城二ノ丸跡で、近くに美術館・博物館・国際センター等が点在する川内キャンパスに、東北大学の過去・現在・未来と社会の新たな出会い、連携を演出する「100周年記念会館」(仮称)が誕生します。これは、「川内記念講堂」と「松下記念会館」を改修整備し、「知の受発信基地」として再生するもので、次のような機能を果たします。
[ショールーム・リエゾンオフィス]
本学の最先端の研究とそのイノベーションの可能性をリアルタイムで紹介して産業・社会連携のためのリエゾン機能を果たすと共に、メールマガジン編集室、入試情報総合案内、同窓会活動等、社会に広く開かれた窓口になります。
[学術博物館]
本多光太郎から田中耕一に至る本学関係者の、世界に誇る研究・教育業績を紹介・展示する外、2点の国宝、漱石の蔵書(「漱石文庫」)、魯迅関係資料を含む本学所蔵の貴重な資料・学術標本を公開して、次の世代を育てる研究・教育資源として活用します。
[「eラーニング」ステーション]
本学卒業生や社会人に最新の学術情報を発信し、インターネットを用いた双方向性のある教育を展開するエクステンション・スクールのステーションとなります。
[アカデミック・ホール]
従来からのホール機能を充実させ、国際学会、市民・産業界・高校生向けのセミナー、コンサート等の会場として、地域と世界を結ぶ文化創造活動の場となります。
[校友会館]
同窓生や東北大学を応援して下さる市民の方々が本学の教職員、学生と懇談するサロンとしてもご利用いただけます。 |