これからの100年を目指して・・・
東北大学の創立100周年が再来年に迫ってきたため、このたび、「百周年記念事業」を、総長の強力なリーダーシップの下に、これまで以上に機動的に推進する体制を整えることになり、私が実行委員長の責を担うことになりました。どうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、「百周年記念事業」は、本学がこれまでの100年の伝統を基に、次の100年間に研究・教育を通じて人類に対してどのような貢献をなそうとしているのか、未来への構想と決意を広く社会にお知らせすると共に、これからの100年の研究・教育活動の基盤を充実させることを主目的にしています。 具体的には、1.今後の創造的研究・教育を保障する自主的財源基盤となる「東北大学基金」の設立 2.本学の研究・教育活動の過去・現在・未来と社会の出会い・連携を演出する「百周年記念会館」(仮称)の整備 3.「東北大学百年史」の刊行 4.「100周年記念キャンペーン‐記念催事‐」に実施が、その4本柱をなしています。
この中、「百年史」は着実に刊行が進行中であり、「100周年キャンペーン」も昨秋から一部が開始され、既に相当の社会的反響を得ております。「東北大学基金」「100周年記念会館」の構想もいよいよ具体化して参りました。その外に、各部局や体育・文化サークルによる種々の企画が学生も参加して、準備作業の段階に入っています。このように「100周年記念事業」はだんだんと熱気を帯びて参りました。この勢いに乗って、本学は、今後、教職員・学生が一丸となって、「100周年記念事業」を力強く押し進めて参りたいと思います。皆様のますますのご参加とご支援をお願い申し上げます。 |
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東北大学百周年記念事業
実行委員会委員長
東北大学理事
大西 仁 |
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