1「東北大学基金」の創設
研究・教育環境の充実
グローバル化が深化する今日、各大学は、熾烈な国際的大学間競争にさらされています。そのような中で、東北大学がその特長・個性を伸ばしてますます日本および世界の未来に貢献するためには、日本や世界の各地から優秀で意欲あふれる研究者・学生を集め、十分な研究・教育費を投入して、効率性のよい経営を進め、「国際競争力のある研究・教育拠点」として発展していくことが不可欠です。
そのため、本学は、独自の財政基盤の強化を目的とし、創立100周年を期して「東北大学基金」を創設します。この基金は、学外の財政専門家も加わった、経営効率と透明性の保障された管理体制の下で運営され、1.研究・教育施設基盤の整備・強化 2.企業・社会との連携 3.国際交流の促進 4.学生支援の充実など、教育・研究活動の整備・充実のために活用されます。
この基金は、将来にわたって着実に拡大・安定していくように運営され、それよって、次の100年で本学が「世界最高水準の研究・教育・社会貢献を創造する」ことを支え続けます。 |
|
|
大野 英男(電気通信研究所 教授)半導体ナノ構造による電子の量子制御と強磁気の研究実績により、平成17年度日本学士院賞を受賞 |
|
|
小谷 元子(理学研究科 教授)微分幾何学に、確率論を結びつける斬新な視点が評価され、本年、第25回猿橋賞を受賞 |
|
|
|