丸の内ビル



 

分室入口付近から見おろす東京駅

 

東京都千代田区丸の内2-4-1
丸の内ビル23階2313区
TEL03-3218-9612
FAX03-3218-9613
http://www.bureau.tohoku.ac.jp/
kenkyo/bun/bun.html

 東京分室が、東京駅丸の内側の真正面にそびえ立つ「丸ビル」の23階に設けられてから、六ヶ月が経ちました。
 東京分室は、本学の首都圏における共同研究など、産学連携の推進拠点として利用できるようになっております。これまで研究や事務打合せ、仙台会場と同時に受講できるインターネット講義、報道機関の取材、学内外からの訪問及び見学も含めて、のべ百六十件程の利用がありました。また、現在、首都圏へ向けて本学の研究情報発信のための業務を行っています。
 「丸ビル」といえば、かつてヒット曲にも歌われるほど多くの人々に愛され、また、歴史的にも社会的にもオフィスビルの象徴としてとても有名なビルです。2002年9月に新たにグランドオープンしましたが、オフィス側のエントランスを入ると、創建当時の大正ロマン漂う在りし日の様子が所々に残っています。また、分室の窓からは高層ビル群ばかりでなく、赤煉瓦造りの東京駅舎や、広大な皇居東御苑の緑の中に点在する銅屋根や天守閣跡を望むことができます。時々、眼下の行幸通りを二頭立ての馬車が優雅に通り過ぎるのを見かけることもあります。
  東京丸の内も東北大学の一キャンパス。ぜひ一度、散策にいらっしゃいませんか?

管野知世子(研究協力部専門職員)


 

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『まなびの杜』をご希望の方は各キャンパス(片平、川内、青葉山、星陵、雨宮)の警務員室、附属図書館、総合学術博物館、理学研究科附属植物園、病院の待合室などで手に入れることができますので、ご利用ください。
無断転載を禁じます。
『まなびの杜』は3月、6月、9月、12月各月月末に発行する予定です。
『まなびの杜』編集委員会委員(五十音順)
伊藤 弘昌 今井 勉 岡野 章一 梶谷 剛
齋藤 忠夫 田邊 いづみ 仁田 新一  藤井 建人
松原 洋一 山添 康
東北大学大学情報課
宇部 義彦 目黒 尚美
『まなびの杜』に対するご意見等は、手紙、ファクシミリ、電子メールでお寄せください。
〒980-8577 宮城県仙台市青葉区片平2-1-1
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Eメール manabi@bureau.tohoku.ac.jp
この用紙は、再生紙を使用しています。
編集後記

 産業構造の変化が職習慣にも影響して、終身雇用制度が崩れ、企業人であっても個々の資質が明確に問われる時代になってきました。このような流れのなかで、平成16年4月に東北大学は法人組織に移行します。現在新しい組織・制度の策定が進んでいます。これからは教育と研究だけでなく、運営・経営にも手腕を発揮して、社会との新しい関係を築きながら21世紀の東北大学を育てて行くことになります。
 第2次ベビーブーム世代が大学を卒業して、センター入試の受験予定者が減少しました。これに呼応するかのように大学入試制度の変更、専門大学院の発足、薬学6年制の検討など大学における教育が大きく変化し始めています。
 またナノテクノロジーやヒトゲノム研究の進展は、本誌にも連載されているように21世紀の私たちの生活を大きく変えるものと期待されています。一方でこれらは私たちに価値観の変化を要求することになり、従来からの価値感とどのように調和させて行くかを考えておく必要もあります。このような変革後の時代を担う人づくりに向けての動きがあわただしくなってきました。

『まなびの杜』編集委員会委員 山添 康


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