流体研ホームページ http://www.ifs.tohoku.ac.jp

 

 

 

 一番町通りを南に向かって進むと、やがて片平キャンパスの北門に行き着きます。流体科学研究所は、その門からさらに200mほど進んだところの左手にあります。流体とは、例えば水や空気のようなものです。その名を冠する当研究所では、環境・エネルギーに役立つ新しい流体を作ったり、流体の新しい使い方を考えたり、流体の持つ不思議な仕組みを研究しています。
 道路に面した4階建ての建物と、その裏にある5階建ての建物が居室のある研究棟、その南側にある道路を奥に進むと左手に見えてくる幾つかの建物が実験棟です。その中に詰まった実験装置は外から見えませんが、例えば駐車場に隣接する建物は文部科学省COE形成プログラムによって設置されたもので、衝撃波という現象を調べる最新装置が入っています。また、その左隣にある背の高い茶色の建物には超音速流の中で燃焼実験を行う装置が入っています。その建物から斜めに突き出たドラム缶大の妙な出っぱりは、超音速流を大気開放するときのサイレンサーです。運良く実験中であれば、ゴーッという腹に響くサウンドを聴けることでしょう。
                         伊藤 高敏(流体科学研究所助教授)

 

 

この『まなびの杜』は、インターネットでもご覧になれます。
アドレス

http://www.bureau.tohoku.ac.jp/manabi/
※バックナンバーもご覧になれます

『まなびの杜』をご希望の方は各キャンパス(片平、川内、青葉山、星陵、雨宮)の警務員室、附属図書館、総合学術 博物館、理学研究科附属植物園、病院(医病・歯病)の待合室などで手に入れることができますので、ご利用ください。
無断転載を禁じます。
『まなびの杜』は3月、6月、9月、12月各月月末に発行する予定です。
『まなびの杜』編集委員会委員(五十音順)
伊藤 弘昌 今井 勉 大隅 典子 岡野 章一
梶谷 剛 齋藤 忠夫 田邊 いづみ 
仁田 新一 藤井 建人 山添 康
東北大学大学情報課
宇部 義彦 目黒 尚美
『まなびの杜』に対するご意見等は、手紙、ファクシミリ、電子メールでお寄せください。
〒980-8577 宮城県仙台市青葉区片平2-1-1
TEL 022-217-4817 FAX 022-217-4818
Eメール manabi@bureau.tohoku.ac.jp
この用紙は、再生紙を使用しています。
編集後記

 「まなびの杜」は、東北大学から市民の皆様に発信する季刊誌として刊行してから、おかげさまで5年がたちました。その間、皆様からの種々のご意見をいただき、すばらしい雑誌であるとの評を得るまでに成長いたしました。そして昨年10月、これらの集大成をA6版の単行本としてまとめ、発行いたしました。これを、本年3月の私の教授退官パーティーにご参加くださった方々への贈り物といたしました。後日、多くの方からすばらしい本をありがとうとのメッセージをいただき、今後の本誌の継続に意を強くいたしました。今後も、寄附講座の教授として編集委員を続けて行くことになりました。21世紀は、人類のさらなる展開が見込まれますが、本学としても多くのすばらしい国際的な研究成果を、地域の方々と共に世の中に発信し続けたいと思っております。

『まなびの杜』編集委員会委員 仁田 新一


ページの先頭へ戻る