尚志会は創立100周年記念事業として仙台市内に「二高の森」を作ろうとしていました。富沢公園付近、仙台港付近、西公園等が候補地としてあげられ、仙台市建設局との協議が行われました。当時の島野武仙台市長は二高出身でもあり快く協力を約束し,関係部局との協議が始まり、地図③のように建設局の提案もあり目下建設中の地下鉄南北線台原駅付近を通過する台原-川内南小泉線の一部1.2kmの区間の道路分離帯にけやき54本を15mおきに植え、その下部にドウダンツツジ3,200本植栽することとなりました。2社の造園業者と契約を交わし、市の建設局の監督のもとに、1986(昭和61)年10月20日には植樹式が行われました。尚志会の方ではこの新道路樗牛通りと名づけたい意向でしたが、道路の一部に名前をつけることはできず、地図③のようにこの道路に直行する道路を瞑想の松と呼ぶことになりました。すでに,瞑想の松橋,近くのバス停に瞑想の松駅の名称があり住民の公聴会でも賛成が得られることになりました。ところで、石碑には冥想とありますが、理由は分かりませんが、他は瞑想が使われています。写真はけやき並木です。