東北大学・東北大学萩友会
第21号(2010年7月)
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数字に見る東北大学
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6年連続日本一。
高校からの「大学総合評価」。
「進学して伸びた」でも第1位連続記録を更新中。
高校の進学指導教諭アンケート調査結果。
全国の進学高校からの「大学総合評価ランキング」の推移
2011年版
2010年版
2009年版
2008年版
2007年版
2006年版
1位
東北大学
東北大学
東北大学
東北大学
東北大学
東北大学
2位
東京大学
東京大学
東京大学
東京大学
京都大学
立命館
大学
3位
立命館
大学
慶應義塾
大学
慶應義塾
大学
立命館
大学
立命館
大学
京都大学
4位
慶應義塾
大学
筑波大学
立命館
大学
慶應義塾
大学
慶應義塾
大学
慶應義塾
大学
5位
筑波大学
立命館
大学
筑波大学
京都大学
東京大学
東京大学
※ 「朝日新聞出版」刊の『大学ランキング2006年版〜2011年版』の「高校からの評価ランキング(総合評価)」より作成
第1位であってもランキング結果の紹介には、ある面映さを伴うものです。
しかし、「6年連続の第1位」となると話は別かもしれません。
日本を代表する「研究大学」として、資質と意欲ある若者の未来の社会貢献のための幅広い基礎づくりの舞台を用意。在学生の努力次第で、己にふさわしい将来の役割を創り、担うための確かな跳躍台としての「世界リーディング・ユニーバーシティ東北大学」となる。
そのための努力を重ね、地道に、時には愚直に、真正面から取り組み続けてきた。
地味で、口下手と言われがちな東北大学にもかかわらず、努力の積み重ねが「全国の高校から大学総合評価6年連続第1位」の評価をいただき続ける大きな理由なのではないでしょうか。
朝日新聞出版刊行の『大学ランキング』から作成したグラフを見て気づくことがあります。
2位以下の大学には、6年間でいろいろ移り変わりがあることです。
全国の進学高校の進路指導の先生方が、大学進学後の卒業生の様子など実体験の評価も加え、真剣に「高校からの大学評価」のアンケートに取り組んでいる姿が浮かんできます。
進学相談の専門家として、教え子のため、大学の実態を凝視した結果の反映なのです。
さて、このランキングとは、三つの項目の指標の合計で決められています。
以下、最新の『大学ランキング2011年版』をもとに説明しましょう。
第一の項目が、「生徒に勧めたい」との評価です。東北大学は、「全国第2位」。1位は東京大、3位京都大、4位慶應義塾大、5位早稲田大。東北大学は、近年常にトップクラスの評価です。大学が、真の実力で評価される時代がやってきました。
第二の項目は、「進学して伸びた」の評価です。東北大学の「全国第1位」は、長年にわたり完全な定位置となりました。2位は東京大、3位早稲田大、4位慶應義塾大、5位東京理科大です。
著名総合大学の中で、東北大学ほど、親元から自立して暮らす学生の比率が飛び抜けて高い大学はちょっと見当たりません。なんと8割以上です。5割以上が「自宅通学者」で占められがちな他の著名総合大学との違いが、まずはここにあります。
全国からの、親離れした、たくましい若者があふれる、「杜の都仙台」の緑豊かな広大なキャンパスで互いに切磋琢磨する。東北大学の学生が、「伸びる」わけです。
実は、別の調査項目に「進学して伸び悩んだ」もあります。この項目の29位までに、他の著名総合大学のほとんどが登場します。一方、東北大学は、このマイナスのランキングに長年載ったことがありません。東北大学ならではの大きな特長でしょう。
東北大学の学生が、いかに「伸び代(しろ)」が大きく、可能性あふれる若者であることか。大器晩成型の青年たちに出会える東北大学、ともよく評されています。
東北大学の最先端研究あっての教育・研究や勉学・生活環境の充実と卓越はもちろんのこと、「学都仙台」ならではの好環境と魅力をも見て取れる調査結果と思われます。
第三の項目は、「広報活動が熱心」の評価です。東北大学の「全国第2位」は、国立大学法人ではもちろんトップ。1位は立命館大、3位中央大、4位東京大、5位法政大です。
東北大学は、自己宣伝の苦手な大学です。中央のマスメディアから離れた仙台にあり、広報には不利な一面もあります。にもかかわらず2位の高評価。「知の拠点」東北大学らしい、真正面からの真面目な取り組みが支持されているのではないでしょうか。
全国からの参加者が5万人に迫る「オープンキャンパス」。「受験情報の開示」への真摯な努力。学問の楽しさや科学する面白さを伝える「高校などへの出前講義」や「サイエンスカフェ」の全国での先駆をなす展開。日本初の女性大学院生による「サイエンス・エンジェル」の誕生と活動などなど。「傍系入学」や「わが国初の女性大学生」を誕生させた「門戸開放」の伝統が脈々と生きる東北大学ならではの取り組みです。
さらに、国立大学で初めて導入した東北大学のAO入試は、良く練られた内容であり、取り組みが熱心と評判。日本では数少ない成功事例と高く評価されてもいます。
このような声価があっての、「6年連続の大学総合評価日本一」なのでしょう。
いろいろ理由を挙げました。実際には東北大学の何が日本一と評価される源なのか。
7月28日(水)、29日(木)の「東北大学オープンキャンパス」に参加し、探求してはいかがでしょうか。自身の目で、耳で、心で、東北大学を体験して欲しいのです。
東北大学は、伸び代の大きな、意欲ある、志の高い、あなたの入学を待っています。
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