「東北大学メールマガジン」(以下「メルマガ」と略)は、東北大学百周年記念事業の一環として全学的合意の下に計画され、平成17年11月1日に第1号が発行されました。発行主体は東北大学本体、全学同窓会および東北大学研究教育振興財団の三者で、1)本学の情報を定期的に同窓生に発信するとともに、本学と同窓生、あるいは同窓生同士のネットワークづくりをめざす、2)同窓生の本学への帰属意識を高めるとともに、全学同窓会の実質化のきっかけとすることを主な目的としました。「メルマガ」の具体的な内容は以下の通りです。
- 記事内容として、1)社会の中で活躍している同窓生のインタビュー記事、2) 本学で活躍している教授等のインタビュー記事、3)百周年記念事業のお知らせと報告、4)その他同窓生にお知らせしたい情報を盛り込む。
- これらの記事を掲載した「メルマガ」web pageを年4回制作し、この記事内容を会員に配信する。
- 入会は同窓生の任意登録とする(同窓生会員)。後に、同窓生以外でも入会できるシステムを追加(一般会員)。入会のお知らせはweb pageに掲載するとともに、年2回発行される百周年記念事業ニュースの紹介記事ないしは、折り込み広告とした。
- 同窓生会員には生涯使用できる東北大学同窓会独自のメールアドレスを無料で付与する。このメールアドレスはメール転送機能を有する。
以上の方針に基づいて、本号(第10号)まで発行を続けて参りました。編集委員の尽力により充実した内容の記事を配信できたと自負しております。また、同窓生の皆様が関心を寄せていただいたおかげで、会員数は現時点で約5,000名に達しています。
皆様ご承知の通り、昨年11月に全学同窓会を発展的に解消して「東北大学校友会」が発足いたしました。「メルマガ」発行の一つの目標であった「全学同窓会の実質化」が、校友会という形で実を結んだことになります。百周年記念事業としての「メルマガ」発行は今回をもって一旦終了させていただきますが、今後は「メルマガ」を校友会の重要な情報提供手段として位置づける方向で検討が進められており、新たな装いで再出発する予定です。
校友会は同窓生のみならず、職員、学生およびその父母など多様な会員から構成される組織となっており、新規の会員名簿データベースが構築されます。本「メルマガ」の会員は、皆様のご了解のもとに自動的に新データベースに移行させる予定です。「メルマガ」が再出発するまで少しお待ち下さい。これまで関心を寄せていただいた会員の皆様に厚く御礼を申しあげますとともに、皆様で校友会を盛り上げて下さるようお願い申し上げます。 |