東北大学・東北大学全学同窓会
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いつも母校の動静については深い関心がありました。
七十七銀行相談役 勝股 康行
 私は昭和30年の経済学部卒で、最初は日本銀行に入り、32年間勤務した後、昭和62年に七十七銀行に移りました。同行では頭取、会長などを勤め、去る6月に役員を退任して、今相談役の地位にあります。
 七十七銀行に移った昭和62年当時は、円高が急速に進み、いわゆる円高不況のころですが、政策的に金利が多く引き下げられたためバブルが発生し、そのバブルがはじけて今度はデフレになり、日本経済も地域経済も10数年に亘って大変厳しい状況におかれました。この間、銀行経営を預かる者としては苦労の多い毎日でした。幸い、最近になって景気が多少明るくなってきているようで何よりのことと思っています。
 相談役になりましたが、引き続き、経済関係はじめ、教育・福祉・報道関係など広い分野に亘って社外活動に従事しており、少しでも地域のためにお役に立ちたいと考えています。