記念講演
概要
時間 13:10~16:00 (開場 12:30)
場所 東北大学百周年記念会館 川内萩ホール
テーマ 【漱石没後100年企画】「漱石がわたしたちに遺したもの」
没後100年を迎える今もなお、国民的作家として揺るぎない地位を誇る、文豪・夏目漱石。
メインイベントとなる「記念講演」では、時代を超えて読み継がれる漱石文学の魅力に迫るとともに、東北大学との知られざる深いかかわりをご紹介します。
どなたでもご参加いただけますので、お誘いあわせの上、ぜひお越しください。
講演内容
「『漱石山脈』と東北大学
―法文学部草創期の漱石をめぐるネットワーク」
東北大学文学研究科教授 長谷川 公一
東北大学大学院文学研究科教授。山形県生まれ。専攻は社会学・環境社会学・社会変動論。1999年の開館以来、阿部次郞記念館の運営を担当。2007年から「青春のエッセー 阿部次郞記念賞」の運営にあたり、現在同賞選考委員長。東北大学出版会理事として、大平千枝子『父 阿部次郞』(1999年)、『阿部次郞とその家族』(2004年)(ともに東北大学出版会刊)の編集にあたる。エッセーに「『三太郎の日記』刊行百周年」『學士會会報』(No.904、2014年)ほか。2008年阿部次郎文化賞を受賞。
「漱石文庫にみる夏目漱石の魅力」
仙台文学館学芸室長 赤間 亜生 氏
1997年東北大学大学院文学研究科博士課程後期三年の課程単位取得退学。1997年4月から仙台文学館準備室に勤務し、資料調査・収集と、1999年3月の仙台文学館開館の業務に携わり、現在に至る。これまで担当した主な展示として、開館記念特別展「夏目漱石展-<漱石文庫の光彩>」(1999年)、「ことばの地平-石川啄木と寺山修司」(2000年)、「宮澤賢治展inセンダード」(2004年)、開館10周年記念特別展「井上ひさし展~吉里吉里国再発見」(2009年)など。
■基調講演 「わたしの中の漱石」
茂木 健一郎 氏
脳科学者。1962年10月20日東京生まれ。東京大学理学部、法学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻課程修了。理学博士。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て現在に至る。専門は脳科学、認知科学。「クオリア」(感覚の持つ質感)をキーワードとして脳と心の関係を研究するとともに、文藝評論、美術評論などにも取り組んでいる。 2005年、『脳と仮想』で第四回小林秀雄賞を受賞。2009年、『今、ここからすべての場所へ』で第12回桑原武夫学芸賞を受賞。2006年1月~2010年3月、NHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』キャスター。 著書は『脳とクオリア』(日経サイエンス社)、『生きて死ぬ私』(徳間書店)、『心を生みだす脳のシステム』(NHK出版)、『脳を活かす勉強法』(PHP研究所)など多数。
お申込み
●事前申込は終了いたしました●
東北大学ホームカミングデー「記念講演」へ多数のご応募をいただきまして ありがとうございました。 集計いたしました結果、お申し込みが会場定員数の上限に達しましたので、 抽選を実施いたします。 抽選結果につきましては、10月17日(月)以降、郵送にてお知らせいたします。 |
» インデックスページに戻る