美味しいモノづくりで友だちづくり サークル「料理の哲人」 Zoom-inサークル活動
 学年・性別にかかわらず、学部・大学、時には国籍の枠を越え、多彩な個性が顔を合わせる。一人一人が知恵を絞って、みんなを愉快な気持ちにするために力を出し合う。そんな活動を積み重ねて、いつの間にか居心地のいい空気が出来上がっている。このようなサークルがあったら、誰だって参加したいと思うはずです。私たちのサークル「料理の哲人」は「食べる」を通じて、それをめざしています。
 活動は「食」に関わるさまざまな領域に渡ります。調理活動では、自宅ではまず作らないような、たとえばアメリカから活きたロブスターを仕入れて蒸し焼きにしたり、粉だらけでパスタを打ったり、大きな鯛をサバいて昆布締めにしたり…。調理以外でも、漁船を借り切って魚釣りに出たり、旅行に行ったり。春休みには北欧の国々をホームステイして回って、食を通した交流も行いました。
 この2年間で、宮城教育大学、仙台白百合女子大学などさまざまな大学の学生(1年生〜大学院生)が集まりました。中国、韓国、アメリカ、ルーマニア、カナダ、メキシコなど、いろいろな国から来た留学生が、美味しいモノづくりを通して友だちを作りました。この先どんな風に拡がっていくのか、自分たちのことながら楽しみなサークルです。  
「料理の哲人」代表
医学部4年 堂畑 雄一

この『まなびの杜』は、インターネットでもご覧になれます。
http://www.bureau.tohoku.ac.jp/manabi/
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編集後記
 『まなびの杜』第43号では、榎本先生の特集記事、駒井先生のシリーズ記事の両方が、「遺伝子」をキーワードとした分子生物学の内容です。最近の科学分野の新書で唯一ベストセラー入りした『生物と無生物のあいだ』も分子生物学の到達点を研究現場の生き生きとした描写とともに描いていますが、榎本先生と駒井先生の記事も遺伝子研究の最先端の成果を、健康との関わりで分かりやすく教えてくれています。また、太田さんの「OBからのメッセージ」は、世界のインターネット立ち上げ期に東北大学も深い関わりを持っていたことを教えてくれます。これらの記事により、東北大学の研究者たちが世界の科学の最先端で活躍しているということを、改めて実感することができます。
 私は新参の編集委員ですが、編集会議では、最先端の研究を行っている先生方が、原稿の隅々にまで目を通し、分かりやすい表現を追求している姿に驚き、感動を覚えました。その成果はすべて、『まなびの杜』各号に収められています。ぜひ皆さんに手にとっていただき、科学の成果を楽しみながら知っていただきたいと思います。      
『まなびの杜』編集委員会委員
菅原 歩
『まなびの杜』をご希望の方は各キャンパス(片平、川内、青葉山、星陵、雨宮)の警務員室、附属図書館、総合学術博物館、植物園、病院の待合室などで手に入れることができますので、ご利用ください。
無断転載を禁じます。
『まなびの杜』は3月、6月、9月、12月各月月末に発行する予定です。
『まなびの杜』編集委員会委員(五十音順)
安斎 浩一 岡野 章一 片岡 龍 齋藤 忠夫 菅原 歩
高井 俊行 田邊 いづみ 堀井 明 山添 康
東北大学広報部広報課 志田 昌幸 横尾 めぐみ 
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