各時代ごとの東北大学の学生像 |
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「新制大学」幕開けの世代 ー第一教養部 粟野観音の前で/昭和25年(1950)11月29日ー |
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1949(昭和24)年、新制東北大学が発足。包摂諸学校から引き継いだ4つの校舎を使って、第1・第2・第3・教育の各教養部が設置されました。写真の舞台は、その一つである三神峯地区の「第一教養部」。ここでは旧制第二高等学校から引き継いだ校舎や教師による教育が行われ、旧制高校の文化の香りが強く漂っていました。正面玄関の上には、現在も学友会の運動部などで使われている、旧制二高の校章である蜂章が見えます。学生たちの中心にいる仏像は、現在は農学部構内(旧二高北六番丁校舎)に鎮座している通称「粟野観音」で、旧制二高の名物教授であった粟野健次郎教授の退官に際し作られたものです。 |
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東北大学史料館 永田 英明 |
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