せかせかと背広姿が通る。買物袋をさげた主婦が通る。 小さな子供の手を引いたお母さんを、急ぎ足の学生が追い越す。 ここは片平キャンパス・北門。一番町通りの延長上の突き当りに、かつては 北門と書かれた銘板付きの門構えがありました。米ケ袋地区へ向かう近道は、 キャンパス内を通り正門を抜けるのが一番です。幸い門は常に開かれ市民たちは 構内を通行していたものの、心なしか悪いなという表情でした。 その門構えがすっかり取り除かれ、人々も気軽に行き交うようになりました。 今では、まさに「開かれた大学」を象徴するような佇まいです。 (文と写真:萩友会広報委員 田邊いづみ) |