東北大学入学式
平成21年4月7日(火)
仙台市体育館
4月7日(火)、東北大学入学式が、仙台市体育館にて東北大学交響楽団による行進曲「威風堂々」の演奏が流れるなか挙行されました。
総長、役員及び部局長などの紹介のあと、学部入学者2,531名、大学院博士課程前期入学者1,820名、大学院博士課程後期入学者566名、専門職大学院入学者164名あわせて5,081名の入学が許可されました。
総長からのお祝いの言葉では、東北大学が明治40年に建学されてから数多くの世界的な研究者を輩出してきたことに触れ、人類社会の諸問題に立ち向かう挑戦の精神を持って「知」を使うことができる指導的人材の輩出を目標とした「井上プラン」を実現していくのは我々教職員と学生諸君らであると述べられました。
また、東北大学は学生のために様々なコンテンツを用意し、「自ら学ぶ」意思さえあれば「自ら助くる者を助く」ところであることを強調され、知的好奇心を持ってあらゆることに挑戦する気概を持ち続けてくださいと激励の言葉を贈りました。
最後に東北大学混声合唱団による、学生歌「青葉もゆるこのみちのく」の合唱で終了しました。
引き続いて行われたオリエンテーションでは、木島副学長から「東北大学における教育について」、東谷総長特別補佐(学生支援担当)から「東北大学におけるキャンパスライフ」、最後に根元理事から「ディスティングイッシュトプロフェッサー」についての説明が行われました。
また、昨年度まで実施時期を異にしていた「新入生歓迎セミナー」がオリエンテーション後に行われ、ディスティングイッシュトプロフェッサーの小林隆文学研究科教授から「常識を問い直す−方言から見た日本語の歴史−」、同プロフェッサーの小谷元子理学研究科教授から「宇宙の地図を描く」と題したセミナーが行われました。
式典が終了した会場の外では、両親とともに記念撮影をする晴れがましい姿や、在学生による胴上げ、賑やかなサークル勧誘などが見られ、新入生たちにとって、華やかな門出の一日となりました。
東北大学入学式 総長お祝いの言葉
http://www.tohoku.ac.jp/japanese/profile/president/01/president0102/
20090407.html