■【東京】東北大学１００周年記念祝賀と感謝の集い
東北大学は、明治４０年の勅令により東北帝国大学として創立され、今年１００年を迎えた。８月２７日仙台国際センターで「東北大学創立１００周年記念式典」が盛大に開催されたが、東京でも９月１日、皇居前の「パレスホテル東京」で長い歳月に亘りご尽力、ご支援を賜わった名誉教授、旧職員、卒業者、募金協力企業、文部科学省の方々などを招いて盛大な「東北大学１００周年記念祝賀と感謝の集い」を開催した。
大西仁副学長の司会で、先ずビデオによる映像「東北大学の過去、現在、未来のプレゼンテーション」を用いながら母校の現状と発展の状況について説明があり、井上明久総長の挨拶に続いて西澤潤一（財）東北大学研究教育振興財団理事長と銭谷眞美文部科学事務次官から来賓祝辞をいただいて乾杯に移った。
乾盃の音頭は私がとらせていただいたが、ご挨拶として、昨年行われた全国の進学高校６４０校の進学指導教諭のアンケート調査の結果、全高校からの大学総合評価は東北大学が第１位であったことを披露し、この誇りと喜びを創立１００年目の母校に捧げたいと述べて、高々と盃を挙げさせてもらった。
広い会場には４００名を越える出席者が溢れ、祝賀の歓びが漲っていたが、宴酣の頃、もう一つのビデオ映像で１００周年記念事業と将来構想を紹介する「−約束−次の１００年への飛躍」が流され、華やかなローズルームに集った参加者たちは、みな満ち足りた思いで初秋の巷へと散っていった。
